皆さんこんにちは。
んなことわかっとるわ!と言われそうなタイトルで恐縮です笑
今回は基礎知識ということで、特にこれからGMATに挑戦されるあなたが知っておくべきポイントをまとめました。
受験前に必ず目を通していただくことをおススメします!
Contents
GMATとは?
今さらな感もありますが、GMATを一言でいうと、
「ビジネススクール出願に(ほぼ)必須となる、英語と数学のテスト」
です。
MBA向けのセンター試験のようなもの、といってもいいでしょう。
正式にはGraduate Management Admission Testといい、今では6,000校以上で採用されている、デファクトスタンダードともいえる試験。
TOEFLと異なり、ネイティブスピーカーも含めた全MBA受験生が参加するというところも重要なポイント。なので、我々ノンネイティブにとっては過酷なテストですね。
MBA卒業生はみな口をそろえて、「もう二度とGMATは受けたくない」といいます。
<サイト> https://www.mba.com/global
GMATの基本情報
簡単に、GMATの基本的な構成などをまとめます。
GMATの問題構成
大きく以下4つのセクションに分かれます。
(1) AWA (Analytical Writing Assessment)
ある文章を読み、それを批判的に分析するエッセイ。出題は1問、制限時間30分。
(2) IR (Integrated Reasoning)
複数の資料を分析し、そこからわかることや言えることを見つける問題。形式はすべて5択問題。出題は12問、制限時間30分。
(3) Quantitative
いわゆる「数学」。なぜかみんなMathという。形式はすべて5択問題。出題数37問、制限時間75分。
(4) Verbal
TOEFLを数段難しくした英語のテスト。形式はすべて5択問題。独特の出題形式で、出題数は41問、制限時間75分。
※各セクションの詳細や対策については別のページでご紹介します。
GMATのスコア算出・目標スコア目安について
それでは続いて、GMATのスコアと目安について少し詳しくみていきましょう。
AWA
6点満点、0.5点刻み。通常4.5点以上あれば問題ないと言われています。
IR
8点満点、1点刻み。通常5点以上あれば問題ないと言われています。
Math, Verbal
各51点満点。ただし実質的にVerbalは46点くらいが満点に等しいです。
この2つのスコアを併せた総合スコアが800点満点、10点刻みで表されるが、この総合スコアが最重要。
トップスクール合格の目安は700点以上といわれています。
※日本人はMathで50点くらい楽にとれるので、満点を目指すのが定石といわれているが、最近はMath難化にともない徐々に成り立たなくなってきています。
GMATの主な特徴と注意点
点数の他に、GMATの主な特徴と注意点をまとめてみました。なお、下記は2017年11月現在の情報です。
・受験できるのは年間5回まで。また、1回受験したら最低16日は間を空けないといけないルール。
・CAT(Computer Adaptive Test)と呼ばれる形式。最初に標準的な難度の問題が出題され、受験者の正答率などによって次の問題の難易度が変わる。
・いったん回答したら、前の問題に戻ることはできない。
・試験終了後、その場でスコアを確認可能。なお、スコアをキャンセルすることもできる。
・過去5年間に受験したスコアがすべて指定のスクールに自動的に送付される。
ちなみに、最近のルール改定により、GMATを受験できるのが一生のうち8回までということになりました。
GMAT受験は貴重な経験ですね笑
GMAT受験場所および受験料、申し込み方法など
最後に、GMATの事務的なお話しを少し。
・受験料:1回につき$250
・受験場所:日本では東京、名古屋、大阪、福岡の4ヶ所のみ。なお、東京の会場は帝国ホテル別館。
・申し込み方法:上記GMATのHPより登録します。
以上が、GMATについて知っておくべき基礎情報です。
GMAT対策や、さらに詳しい情報については、本サイトの別の記事で順次網羅していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!