忙しいMBA受験生のための、5分でわかるTOEFL基礎知識まとめ

皆さんこんにちは。

今回は忙しいあなたのための、TOEFLまるわかり記事です。

この記事を読んでいただければ、そもそもTOEFLとは?とか問題形式は?というところからはじまり、申込み~結果の通知までを一通りご理解いただけます。

 

各セクションごとの詳細や対策については別途記事も用意していますので、そちらも併せてご覧くださいね。

 

TOEFLの概要

ではまず、TOEFLの概要から。

TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略で、英語を母国語としない人のための英語力測定テストです。TOEICと違って、アカデミックな能力を主に判定するものとなっています。

リーディング、ライティング、スピーキング、ライティングの4技能がテストされ、満点はそれぞれ30点ずつ、合計120点のテストです。

MBAの場合、受験生の英語力の「足きり」として使われています。
最低ラインは多くの場合100点。難関校では103から110点程度になるケースもあります。
各スクールのHPにTOEFLのスコアについて書かれていることが多いので、一度目を通しておきましょう。

費用は1回につき$235です。

 

出題内容の概観

先ほども記載したとおり、リーディング、ライティング、スピーキング、ライティングの4技能が見られます。

時間はだいたい4時間半くらいです。

TOEFL iBT テストのセクション

TOEFLのセクションごとの概要をまとめたものは以下のとおりです。

出典:https://www.ets.org/jp/toefl/ibt/about/content/

Reading, Listeningで時間にバラつきがあるのは、いわゆる「ダミー問題」(新しい問題を作るためのデータをとることを目的として出題される問題。点数にはカウントされない)が混じることがあるためです。

※受験後はもう何もしたくなくなるほど疲れますので、間違っても試験後に予定を入れないようにしましょう。

セクション 制限時間 問題 課題
Reading 60~80 分 36~56 問 学術的な文章の抜粋を 3 または 4 パッセージ読んで質問に答える
Listening 60~90 分 34~51 問 講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える
休憩(10分)
Speaking 20 分 6 課題 身近なトピックについて意見を述べる。リーディングやlisteningの課題を基に話す。
Writing 50 分 2 課題 リーディングやlisteningのタスクを基にエッセイ形式の答案を書く。意見を支持する文章を書く。

 

TOEFLの出願方法は?

TOEFLの申し込みは、Webサイトから行うのがもっとも簡単かつ確実です。

サイト:https://toefl-registration.ets.org/TOEFLWeb/extISERLogonPrompt.do

初めて申し込む際は、まずアカウントを作って個人のプロファイルを登録する必要があります。

と言っても日本語でできますし、30分もあれば終わるものですのでご安心を。

支払いもWeb上でクレジットカードやPaypalを使って済ますことができます。

あと、大事なポイントとなるのが受験会場です。

これもオンライン上で確認できるのですが、はっきり言って受験会場のクオリティはバラバラ。ですので、できるだけ集中しやすいテストセンターを選ぶことを強くおススメします。

私が個人的に一番好きだったのはテンプル大学と茅場町のテストセンターです。

反対に、高校や大学での受験は全般的におススメしません。設備があまりにアレなんで・・・。

 

TOEFL受験当日の心得

パスポート、パスポート、パスポート!!!

まず、もっとも大事なことから。

受験当日に、パスポートを忘れないでください。

単語を100個忘れてもいいから、パスポートだけは忘れないでください。

そのくらい大事。

GMATもそうなのですが、もう身分証明書といったらパスポートだと思ってもらったほうがいいです。それ以外はないくらいで結構です。

万一、パスポートをお持ちでないとしたら、こんな記事なんか読んでないで今すぐパスポートを取りに行きましょう笑

次に大事なことは、会場に余裕を持ってつくこと。集合予定時間の1時間前には到着して、近くの喫茶店で時間をつぶすくらいの余裕を持ちましょう。
(きっと、あなたの同志数人に会えると思います笑)

持ち物はそんなにいらない

持ち物ですが、あまりあれこれ持っていっても結局ロッカーに放り込むだけなので、あまり意味はありません。強いていえば以下の4つでしょうか。

・目薬
・チョコレートなど甘いもの
・申し込み完了メール(紙)
・耳栓(気になる人は)

なお、メモ用紙と鉛筆は当日試験会場で配布してもらえるので心配無用です。

 

TOEFL受験当日の実際の流れ

こちらも簡単に。

まず、会場にいって受付をすると、ある誓約書にサインさせられます。

といっても、要は「テストの中身を第三者に開示しません」という趣旨のものなので気にしなくてもOKです。

そのあと、ロッカーに荷物を入れて試験会場に入ります。

会場に入ると、身分証明書の照合および写真撮影があります。この写真がスコアレポートに載ります。

テスト会場ではヘッドセットとマイクの確認をします。

今もそうだと思いますが、マイクの確認のため”Describe the city you live in.”という問題が出て、それに対する答えを言います。

たいていみんな、お経のように”I live in Tokyo, I live in Tokyo, I live in Tokyo…”とつぶやいていて、ちょっと宗教チックな光景です笑

(余談ですが、あるとき東京の会場なのに”I live in Sapporo…”と言っている人が後ろにいて、思わず「札幌??」と声を出して振り返ってしまいそうになったことがあります笑)

ここまでが準備。

ここからいよいよ、リーディングに突入です。
そのあとリスニングがあり、リスニングが終わると10分の休憩があります。

このときに会場の外で甘いものをチャージするのが定石です。

その後、スピーキング、ライティングと続いて終わりです。

 

TOEFLスコアの通知

スコアはだいたい受験後2週間ほどで確認可能になります。

ETSからメールが来るので、そのリンクからスコアを見ることができます。紙のレポートはそこからだいたい1,2週間で手元に届きます。

 

以上、TOEFL受験の基礎知識でした!

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