目指せ100点!TOEFL Speakingの傾向と対策

皆さんこんにちは。

今回は全日本人受験者にとっての鬼門、Speakingについてです。

100点を目指すなら、Speakingの対策は避けて通れませんよね。

ここでは、Speakingセクションの概要と、基本的なコツをまとめてみました。

 

TOEFL Speakingの概要

TOEFLのSpeakingパートの概要をすごくシンプルにまとめると以下のとおりです。

・Speakingは大きく、Independent TaskとIntegrated Taskの2つに分かれる。
・前者は身近なトピックについて回答する問題。自分の口と頭だけを使う。
・後者は読んだり聞いたりした内容をベースに回答する問題。
・出題数は6題(Independent 2題, Indegrated 4題)と決まっている。

まずはコレを頭に入れておきましょう。

 

TOEFL Speakingの出題傾向

Speakingの中で唯一幸いといっていいのが、出題傾向が決まっていることです。
上述した6題の問題は必ず以下の順番で出ます。

Question 1:身近なトピックについての問題(Independent)

準備時間15秒、回答時間45秒。

具体的な例や理由などを沿えて、与えられたお題(好きな人、他人におススメしたい食べ物、尊敬する人などなど)について話します。

 

Question 2:2つの選択肢からひとつを選ぶ問題(Independent)

準備時間15秒、回答時間45秒。

2つの選択肢が与えられ、どちらを選ぶかとなぜそちらを選んだかということを理由とともに説明します。

 

Question 3: 大学内における、変更事項や告知に関する問題(Integrated)

準備時間30秒、回答時間60秒。ReadingとListeningを伴う問題です。

最初に、大学に関する短い文章を読み、続いて男女2人の会話を聞きます。

どちらかが文章の内容について賛成・反対をえらい勢いでまくし立てるので、それについて自分の言葉でまとめるという問題です。

 

Question 4 :大学のレクチャーの一部についてまとめる問題(Integrated)

準備時間30秒、回答時間60秒。ReadingとListeningを伴う問題です。

最初に、レクチャーのポイントとなる概念が書かれた短い文章を読み、続いてそれに関連するレクチャーを聴きます。

聴いた内容と書いてあった概念について要点をまとめて話すという問題です。

 

Question 5: 2人の会話を聞いて、問題点とその解決策について述べる問題(Integrated)

準備時間20秒、回答時間60秒。Listeningを伴う問題です。

男女2人の会話を聞きます。必ずどちらかが問題を抱えていて、まずそれが語られます。聞いているもう一人が必ず2つ解決策を言います。

これらを踏まえて、問題点は何だったか、解決策のうち自分はどちらを支持するかを理由を添えて話す問題です。

Question 6 :大学のレクチャーを聴いて内容をまとめる問題(Integrated)

準備時間20秒、回答時間60秒。Listeningを伴う問題です。
Question 4と似ていますが、こちらは手がかりになるテキストがありません。

聞き取った内容をベースに、レクチャーの要点と具体例について話すという問題です。

 

TOEFL Speakingの基本的な対策

Speakingにかけられる時間は限られている

みんな苦手なSpeaking、どうすれば点数が取れるでしょうか。

よく、TOEFLのSpeaking点数アップについて微に入り細をうがつような解説をし、勉強法をこれでもかと提示しているサイトに出くわします。

しかし、残念ながらあなたにその勉強をいちからこなすヒマはないですよね。
というか、ないです笑

1年も2年もTOEFLだけやるならいざ知らず、そんな悠長なこと、MBA受験生に許されるでしょうか?

正直言ってあまり現実感ありませんね。その中でどこを目指すかを考えましょう。

通常、海外経験のない日本人であればSpeakingは23点がひとつの壁であり目標と言われています。

ちなみにこれは、TOEFLの採点方式からきています。

TOEFLのSpeakingは6つの問題それぞれに対して、0から4の素点がつきます。
それを合計したものを換算し、0-30点のスコアにしているんですね。

ちなみに、素点の換算表がこちら。
<参考>http://www.etweb.fju.edu.tw/elite/ETS%20-%20ibt%20TOEFL%20Converting_Rubric.pdf

6つの問題すべてで、上から2番目の3をとったときのスコアが23点。
これがひとつの目安となっているというわけです。

Speakingで23点を手堅くゲットするもっとも簡単な方法

TOEFLで100点が目標だとすれば、Speakingは23点取れれば十分

そのもっとも手っ取り早い方法は「テンプレートを覚える」ことです。

帰国子女ならいざ知らず、私も含めて海外経験のない人にとっての対策は、

「今あるSpeaking力を如何に水増しするか」

ということに尽きます。

テンプレートはその手助けをするきわめて有効なツールです。

本サイトでもテンプレート(私が使用したものをベースに独自の改良を加えたもの)をご提供していきます。

有料になりますが、私は海外経験こそないものの、このテンプレートでSpeaking 28点をたたき出しているのでそれなりに効果はあると思います。

もちろん、「話す」ということに慣れる必要がありますし、基本的な英語力の底上げも必要です。ただしそれも限られた時間の中の話。

基礎力をつけるための練習方法なども別の記事で詳しくお伝えします。

ちなみに、回答のコツは

・ゆっくり、はっきり
・話のつながりを意識して
・無理に時間いっぱいしゃべらない

というところ。これもテンプレがあれば自然と身につくのでご安心を。

今回は以上です。

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