- GMATのMathが聞いていたのと違い、あまりの難しさに愕然としている
- 数学が出来なさ過ぎて、巷のGMAT予備校では自分に合ったレベルのクラスがない
- いっそ中学レベルくらいから数学をやり直したいが、恥ずかしくて塾などには通えない
- 日本語なら多少は解けるが、英語で出題されるとサッパリ・・・
こういったことでお悩みではないでしょうか?
GMATは最近、Mathができない人にはどうがんばっても高スコアがでない試験になっています。
おそらく皆さんも肌感覚としてそう思っていらっしゃるでしょう。
にも拘わらず、Mathに関する予備校のサポート体制はVerbalに比べるとはるかに手薄で、自助努力が欠かせません。
しかもMathに割ける勉強時間は限られています。
そんな皆さんを救うべく、症状別、レベル別におススメのオンライン講座を厳選しました。
Mathは一人で悩んでいても絶対にスコアは向上しません。
ぜひこの記事を参考に、Math対策に一秒でも早く取り組んでください。
※自助努力には紙の参考書や問題集もおススメなのでそちらも参考に。
Contents
GMAT Math対策におススメ。講義動画つきの自習用オンライン数学講座3つ
それではまず、数学の講義動画をみながら順を追って理解したいという人向けの講座3つご紹介します。
スタディサプリ
【こんな人に向いています】
・GMAT Mathにまったく歯が立たない(40点くらいをウロウロ)
・日本の数学もかなり怪しいので、中学レベルまで戻りたい
・もしかすると英語力もちょっと怪しい
もともとは自宅の近くに塾がなかったり、学習塾が高いと感じている中学生・高校生向けに開発されたオンライン学習プログラムです。
しかし、GMAT Mathに悩む受験生、とりわけちょっと人に言えないレベルで数学ができないと思っている人にもうってつけ。
スタディサプリでは中学・高校の学習範囲まで幅広く講義動画が視聴可能なので、自分に合ったレベルまで気兼ねなく戻って勉強できます。
数学だけでなく英語の講義もたくさんあり、しかも受講し放題。
なので、もし英語力にも不安がある方は同時に使ってみると意外なブレイクスルーがあるかもしれません。
また、忙しい社会人にとってありがたいのが、講義スピードの調整ができること。
- PC⇒1倍、1.4倍、2倍の3段階
- スマホやタブレット⇒0.8倍、1倍、1.25倍、1.5倍、2倍の5段階
で調整可能なので、時間を有効に活用できます。
使い方としては、スタディサプリで講義を聞きながら、日本語の問題集を繰り返して基礎を身に着けるというのが最も効率的でしょう。
PS問題の基礎固めとして使い勝手がいい講座です。
なお、料金は月2,178円(税込)。最初の2週間無料キャンペーンも時々やっていますのでその時に申し込むといいでしょう。
【スタディサプリのサイト】
https://studysapuri.jp/course/junior/pricing/
Udemy
【こんな人に向いています】
・今は点数が低いが、将来的には700点を取りたい
・PS問題、DS問題の独特の言い回しが理解不能
・日本語だと少しは解けるが、英語になると急に正当率が下がるのを何とかしたい
・特定の問題が苦手で、そこだけ深堀りして教えてほしい
Udemyはベネッセグループが運営するオンライン学習プラットフォームです。
数学を義務教育レベルから丹念に解説してくれる講義動画を提供するのはスタディサプリと同じ。
ですが、実はあまり知られていませんがUdemyにはGMATに特化したプログラムも多数収録されています。
GMAT Mathの基礎から応用までを幅広くカバーするのはもちろん、特定のトピック(例:DS問題のみ、仕事算の問題のみ、など)をひたすら解説する講義も多数取り揃えているのが特徴です。
たとえば、「確率」講座はこんな感じ。
https://www.udemy.com/master-the-gmat-probability-problems/GMATについては英語での講義なので、ある程度の英語力があることが前提とはなりますが、どのみちMBAに合格したらビジネススクールは毎日そんな感じです。
今から慣れておくいい練習にもなりますし、TOEFLのListening対策にもなると思えば一石二鳥かも。
(逆に、英語力が一定の水準でない場合はスタディサプリをおすすめします)
料金は1講座ごとの買い切りとなっていて、だいたい1つ2,000円前後といったところ。
1講座の長さはだいたい3~6時間くらいです。
また、おおよそのレベル感、講義時間、ユーザーの評価などもついていて細かく選べるように工夫されています。
気に入らない場合は30日の返金保証つきですので、気軽に試すことができるのもメリットです。
【Udemyのサイト(GMAT コーナー)】
⇒https://www.udemy.com/topic/gmat/
カーンアカデミー
【こんな人に向いています】
・予備校ですでに多額のお金を使ってしまい、これ以上数学にお金がかけられない
・GMATのスコアは低いものの、少なくとも「何がわからないか」はわかる
・英語でも日本語でもいいので、とにかくわかりやすい講義を探したい
・ついでにTOEFLのリーディングやリスニングに役立つ勉強もしたい
カーンアカデミーはもともと、アメリカ人のサルマン・カーンという人が親戚の子どもに数学を教えるため、YouTubeに動画をアップすることからはじまったオンライン教育サイト。
上の2つと異なり、カーンアカデミーは完全無料なのが大きな魅力です。
英語がメインですが、今は翻訳された日本語版の動画もたくさんアップされています。
1つの講義でおよそ10分程度ですので、スキマ時間に学習するのもいいですね。
もうひとつのメリットとして、カーンアカデミーには物理学や生物学、歴史などのトピックを扱った動画も収録されていることがあります。
TOEFL対策にもなるということですね。特にお金を節約したい私費生には一度試す価値があると思います。
ただ、難点としては日本のカリキュラムとはちょっと違うのでとっつきにくいところ。
また、問題の解き方、アプローチについても日本の教え方と違うところがあるので、あらかじめ意識しておいたほうがいいでしょう。
なまじ数も膨大なので慣れないとちょっと探しづらいかもしれませんが、合う人にはすごく合うと思います。
【カーンアカデミーのサイト】
⇒ https://ja.khanacademy.org/math
GMAT Mathの個別指導もしてほしい人向けのオンライン講座はコレです!
J.Math
【こんな人に向いています】
・マスアカの答えを覚えてしまって、本当に理解できているか不安
・講義を聞いてわかった気になるが、実際に問題を解くと間違える
・お金と時間をかけてもいいから、ちゃんとMathを理解したい
以前、別の記事でもご紹介させていただいた、GMAT Math会の風雲児ともいえる新たなオンライン予備校です。
オンラインですが、メールで質問すると講師のJ先生が丁寧に解説してくれるのが売りです。
J先生自身もMBA経験者であり、われわれ受験生の気持ちやハマりやすいポイントなどをよく心得ていてくれることも大きなメリットでしょう。
また、J先生は今でもGMATを受験されているようで、最新の問題傾向をつかんでいることも特筆すべき点です。
J.Mathのサイト⇒ https://www.jmath.co.jp/
※なお、教材については最近Amazonでも販売しているようですので、こちらから申し込んでいただいても大丈夫かと。
まとめ:Mathで悩む時間はない。まず行動を!
巷ではカンタンと言われているGMAT Mathですが、それはもう昔の話です。
点数が悪くても何ら恥じ入ることはありません。
(かくいう私も、初受験は驚愕の43点でした・・・)
悩んでいてもスコアは伸びませんので、とにかく勉強をスタートして基礎力をつけるのみ。
ご紹介した講座はどれもそれなりに定評のあるものばかりですので、ぜひご自分のニーズにあったものを使ってみてください!
また、もしよければ「お問い合わせ」からメッセージいただければ回答させていただきます。
皆さんのMBA合格に、本記事が少しでもお役にたてば幸いです。