MBA受験生のブランド戦略:アドミッションに読まれることを前提にSNS対策をしよう

おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。(ニーチェ)

皆さんこんにちは。

MBAを受験するにあたって、自分の印象はできるだけよくしておきたいですよね。
そのために、TOEFLやGMATのスコアは1点でも高くして、エッセイや推薦状などの出願書類にも細心の注意を払っていると思います。

でも、もうひとつ大事なことを忘れていませんか?

あなたのFacebookやTwitterなどのSNSです。

それ、アドミッションに見られてると思ったほうがいいですよ!

 

MBA受験するなら、SNSへの投稿は慎重に!

いまどき、SNSのアカウントを何ももっていない人はいないでしょう。

中には海外の友達もいて、英語での投稿をされている人もいるかもしれませんね。

ところで、その投稿をビジネススクールが読むかもしれない、と想像されたことはありますでしょうか?

まさかそんな、と思ったあなた。こんな怖い統計があるのをご存知でしょうか。

2012年にKaplanという会社が行ったアンケートによると、当時ですでに32%のアドミッション担当官が、受験生のSNSアカウントを見に行ったことがある、と回答しているそうです。

さらにそのうち10%が、

「見に行ったSNSに、選考に悪影響をおよぼすものを見つけた」

と言っているそうで・・・。

日本語だから大丈夫だと思います?

そんなわけないですよね。

いまどきGoogle翻訳を使えば、大まかに何をいっているかはわかりますし、何なら日本人学生でもつかまえて「これどういう意味?」って訊けばいいだけです。

どれだけエッセイでいいことを言っていても、実生活がこれじゃあなあ・・・と思われたらせっかくの努力も水の泡。

今のうちに、自分のSNSのセキュリティを確認しておき、誤解を与えそうなものは非公開にするなり、削除するなりしておきましょう。

あとは、わけのわかんない飲み会の写真なんかにうっかりタグ付けされないよう、基本的にはしばらく「タグ付け禁止」にしておくこともあわせておすすめしておきます。

SNSは自分のブランディングにも使える

さて、ここまではSNSの「ディフェンス」の話ですが、逆にSNSをうまく使うことでほかの受験生との差別化を図ることもできます。

たとえば、プライベートで取り組んでいる資格試験の勉強とか、スポーツの記録なんかはアドミッションに対するよいアピール材料になりえます。

こういったものは積極的に英語のコメントも添えておくといいでしょう。
(ただし、あまり稚拙な英語にならないように!)

また、SNSに載せているあなたの写真も、できればプロフェッショナルな感じの出るものに変えるといいですね。

もはやこうなってくると、「インスタ映え」は丸の内OLの専売特許ではなくなってきます笑。
(↑こういうコメントは悪い例)

あなたがエッセイ等の出願書類を通じて伝えたい姿に合致するような投稿をこころがけましょう。

まとめ

たかがSNS、されどSNS。

ちょっとしたことかもしれませんが、自分を売り込むブランディング戦略としてプロフィールを作りこんだり、誤解を生みそうなものは削除しておくなどの取り組みはやっておいたほうがいいと思います。

その気になればすぐにできるものですので、思い立ったが吉日で一気にやっておきましょう。

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