GMATで700点を取りたい人が、Verbalについて考えるべき3つのこと

皆さんこんにちは。

唐突ですが、GMAT700点。

なんと甘美な響きでしょう。

今こうしている間も、この桃源郷に到達せんと全世界の受験生が血道をあげて勉強に励んでいるはず。

あなたもきっと、いつ終わるとも知れぬGMATとの戦いに日夜励んでおられることかと思います。特に、ノンネイティブであるわれわれにとって、Verbalとの戦いは辛いですよね。

しかし、何事もそうですが、今の自分の立ち位置とゴールを踏まえずして成功はありえません。

そこで、今回はGMAT700点に到達するために、Verbalで具体的にあなたが何をなすべきか?ということを考えるヒントをお示しできればと思います。

 

Mathのスコアに応じたターゲット設定

いきなりVerbalについてあれこれと戦術を考えたくなるところですが、まずは1歩引いて考えましょう。

GMATで700点を取ろうとすると、Verbal/Mathで現実感のある得点の組み合わせはある程度絞られてきます。目安としてはこんな感じでしょう。

V35 Q51
V36 Q50
V37 Q49
V38 Q48

注意:上記スコアの組み合わせが必ず700点になるとは限りません。あくまで、今までの傾向値から算出したおおよその目安です。

Mathの今の実力と、そこからどこまでスコアを伸ばせそうかを踏まえてVerbalの目標値を決めるほうが、むやみやたらにVerbal修行に励むよりは効率的です。

考えようによっては、あなたが今時間を割くべきはVerbalではなくMathかもしれません。
(両方、ということも十分ありえます。)

 

Enhanced Score Reportにヒントがないか

経験則として、Verbalで35以上のスコアを出そうとすると全体で7割強、30問程度の正解が必要なようです。

(ただし、CATであるGMATにおいて正答率のみを参考にするというアプローチに信憑性はそれほどないため、そこについてはあくまで話半分です。)

仮にこの法則が正しく、かつパートごとの配点が均一だとするならば、目安としてSC8割、CR7割、RC6割といった、パートごとの正解率の目標を立てることができます。

その参考になるのが、GMAT Prepの有料版を解いたあとや、本番で追加資料として有料で請求できるEnhanced Score Reportです。

このレポートに記載されている正当数と自分のVerbalスコアを見比べつつ、目標とする正答率に近づけていったり、あるいは得意な分野を伸ばし、苦手な分野に見切りをつけるといった戦略を立てる参考にするとよいですね。

※繰り返しになりますが、正答率はあくまで目安。むしろフォーカスすべきはどこを伸ばし、どこで失点を最小限に食い止めるか、という戦略が重要です。

 

RCとの付き合い方

SCとCRははっきり言ってテクニックである程度何とかなる部分が多いでしょう。
そのための方法論もかなり確立していますし、予備校の選択さえ間違えなければ大丈夫。

問題はRCです。

RCはテクニックに加えて、以下の3つが必要です。

①純粋な英語力
②母国語での読解力
③教養(特にアメリカ(人)の思想にかかわるところ)

この3つを身に着けようとすると途方もない時間がかかります。

雑な言い方をすると、RCの1パッセージで出題される4問のうち、テクニックで何とかなるのはせいぜい1問。残りの3問は上記3つの能力をフル活用していかないと正解できません。

どうしてもRCが苦手な方は、SCとCRを極限まで練習し、RCは「何問捨てるか」を考えておいたほうがいいです。

捨てる問題も、ある程度絞り込めたほうがいいですが、その辺のテクニックは予備校で学ぶこと。

逆に、もしRCが得意であれば、むしろ出題数はCRより多いので、RCに注力したほうがいいかもしれません。

 

まとめ

ということで、GMAT攻略のため、Verbalについて考えるべきことは

・Mathのスコアはどこまでいくのか?
・Enhanced Score Reportは使いこなせているか?
・RCとの付き合い方をどうするか?

の3つです。本記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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