皆さんこんにちは。
今回はTOEFL Writingについて、傾向と対策をお伝えしていきます。
私はWritingこそもっともTOEFLの中で攻略しやすいセクションであると信じて疑いません。
その理由も後ほどお示ししていきたいと思います。
Contents
TOEFL Writingの概要
まず最初に、TOEFL Writingセクションの概要を見ていきましょう。押さえるべきポイントは以下の3点です。
・50分で2題の出題。Integrated TaskとIndependent Taskが1題ずつ。
・回答はPC上でタイプして行う。キーボード配列が日本語版と違うので注意。
・Speaking同様、採点は機械と人間が行う。
TOEFL Writingの出題傾向
Speakingと同じように、Writingも出題傾向が完全に固まっています。
出題される問題はわずか2題。配点は公表されていないようですが、15点ずつというのが一般的な見方です。
Integrated Task
・まず、アカデミックなテーマの文章(200-300語程度)を読む。制限時間3分。
・次に、その文章に関連した講義の一部を聴く。2分程度。
・文章と講義の内容について、要約を作成する。制限時間20分。語数は150~225語が目安だが、多少の前後は構わない。
Independent Task
・あるトピックが与えられ、それに関する自分の意見を、具体的な理由・根拠をもとに記述する。
・トピックは通常、2つの事柄や立場のうちどちらを支持するか、といったものが多い。
・制限時間は30分。語数は300語が目安だが、傾向として少し語数は多めにするくらいが望ましい。
冒頭申し上げたように、TOEFL Writingを最も攻略の容易なセクションに挙げているのは、この固定された出題形式が主たる理由です。
かつ、Speakingと違って、時間内の修正も比較的簡単にできることから、細かいところでの点数の積み上げ・失点防止の対策もとりやすいことも指摘しておきたいと思います。
TOEFL Writingの基本的な対策
Writingの対策は、とにもかくにも
・質のいいテンプレートを入手して、それを覚える(特にintegrated)
・Independent対策となる、使いまわしのできるネタを2,3用意しておく
の2つです。とりわけテンプレートが大事。
試験会場に持っていくパスポートの次に大事です笑。
特に、Integrated Taskのほうはライティング力も何もなくて、記憶力と多少のリスニング力さえあれば満点近く取るのは難しくありません。
そうなってくるとライティングを得点源にできますし、何より点数が安定してきて精神衛生上も非常によいです。
ちなみに、ライティングの採点に関する評価基準はこのような感じ。
【Integrated Taskの評価基準】
・リスニングとリーディングの重要な情報をきちんと記載しているか
・リスニングとリーディングの情報の関連付けが正確かつ一貫して行われているか
・文法や語彙に、意味の伝達を阻害したり誤解を生むような誤りがないか
【Independent Taskの評価基準】
・提示されたテーマに対して、効果的な答えとなっているか
・文章の構成がうまく行われていて、適切な例や詳細を盛り込んでいるか
・内容の一貫性、論理展開に無理がないか
・使用されている語彙や構文がバラエティに富んでいるか、また言葉の使い方に大きな誤りがないか
逆に言うと、はじめからこの点を踏まえたテンプレートを用意しておけば、ほとんど減点されることはないわけです。
※リスニングやリーディングで間違えたり、下手に自分でこねくりまわしたりしない限りは、ですよ。
まとめ
もう一度言いますが、TOEFLはWritingがもっとも与しやすいセクションです。
その有効な武器がテンプレート。
本サイトでは、私がこれまでの経験を踏まえて作成したオリジナルのテンプレートもご提供していきます。(現在作成中!)
恐縮ながら有料ですが、その効果のほどは他ならぬ私自身が実証済み。
特にIntegratedは語数もたっぷり稼げるよう配慮してあります。
Writingを安定した得点源にして、皆さんが100点オーバーを達成されるのを願っております!